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2009年元旦 [日々]

例年通り、帰省して実家で新年を迎えました。
Blogを始めたものの、なかなか更新が出来なかった。
今年は、できるだけ更新できるように心がけたいと思う。

稀に見る大不況は、ますます酷くなると思う。
自分の生活も大きく変わらざるを得ない状況になるのではないかと、
非常に不安です。
出来ることは、ひたすら努力することかな。
周りに左右されず、状況を冷静に見極め、頑張りたいと思う。

まず第一の目標は「体重50㌔台!」
昨年は達成できなかったので、今年こそ!

さよならバースディ - 萩原浩 [本]

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真(まこと=まこ)は霊長類研究センターでボノボ(ピグミーチンパンジー)の「バースディ」に
人間の言語習得実験を行っている。
バースデイは実験のパートナーで、恋人でもある由紀の作った専用のキーボードを使い、
90以上の言語を使うことが出来るようになった。

ある日、由紀に自分の思いを伝えプロポーズしたが、
その晩に由紀はセンターで自殺してしまう。

由紀の自殺の原因を追究する真は、バースディに対する実験の不正を聞き、
由紀が関わっていた事も知ってしまう。
そしてバースディから由紀の自殺の原因を聞くことになる。

バースディが専用のキーボードを使い、
由紀の自殺の原因について質問する真の呼びかけに答えるのだが、
『なるほど』と思いつつも、その内容にはちょっと不満。
と、言ういうよりも全体的に不満である。
緻密な部分もあれば、雑な部分も目立つ作品だ。
しかし、最後のシーンは心に残る名場面だ。

最後にバースディのキーボードを借りて、由紀は真にメッセージを送った。
『ゆき まこ あいしてる』
『ぐばい まこ』

Norick (ノリック)- 阿部典史 [二輪]

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MotoGPの日本グランプリが開催され、
YAMAHAのバレンチーノ・ロッシがシリーズ・チャンピョンを獲りました。
彼にとっては2005年以来です。
3位以内に入れば自力でチャンピョンが決定するにもかかわらず、
ライバルのストーナーを抜いて、1位でチェッカーを受けました。
ロッシらしい、すばらしいレースだったと思います。

そのロッシが尊敬し、憧れていたライダーが居ました。
昨年10月7日に亡くなった阿部典史です。
1994年に鈴鹿サーキットで行われたロードレース世界選手権日本GPにスポット参戦し、
並み居る猛者を相手に一時はトップを走ったのです。
衝撃的な世界デビューでした。
ロッシも彼の自叙伝で書いているように、夜明け前に起きてこのレースを見ていました。
そして阿部典史のファンになったそうです。
何ヶ月も学校へ行く前に、何度もビデオを見たそうです。

そして1996年に阿部典史は鈴鹿サーキットで行われた日本グランプリで優勝しました。
レース終了後に大泣きするシーンを今でも憶えています。

彼が亡くなってから、もうすぐ1年になります。
ノリック、今年はロッシがチャンピョンを奪回しましたよ。

アヒルと鴨のコインロッカー - 伊坂幸太郎 [本]

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大学進学のために引っ越して来た椎名は、
隣の部屋の河崎に「本屋を襲って、広辞苑を奪う」手伝いを頼まれる。
優柔不断な椎名は手伝ってしまうが、河崎が奪ったのは「広辞林」だった。

その2年前、ペットショップでアルバイトをしている琴美と彼氏のブータン人のドルジは、
ひょんなきっかけから連続ペット殺し事件の犯人を知ってしまう。

2年前の琴美とドルジと河崎、現在の椎名と河崎、そしてペットショップのオーナーの麗子、
椎名と琴美の別々の物語が、やがて繋がって行く。

良い本でした。
「なぜ広辞苑ではなく、広辞林だったのか」、
「なぜ河崎は椎名に『麗子と関わるな』と言ったのか」、
「悲しい結末」、「復讐」、「輪廻」...。
とても奥深く、考え深い物語だと思います。

SUOMY (Biagge Model) [二輪]

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マッシミリアーノ・ビアッジ(Massimiliano Biaggi)は、
前に「aprilia RS250」で書いた原田哲也のライバルで、
現在はスーパーバイク選手権に参戦している選手です。
彼が世界GP 250ccに参戦している時のインタビューで、
「勝つのは、原田か『ビアッジ様』だ」と言っていたのが印象的。
相当自信があったようだが、一方で原田哲也の実力も認めていました。

このヘルメットは昨年買ったものです。
SUOMY(スオミー)社はイタリアのヘルメットメーカで、
EXTREMEシリーズは最上級モデルなので、かなり高額な買い物でした。
※サービスエリアでバイクに置いたままトイレなどに行けません。
こう見えても、SUOMYの中では地味なモデルだと思います。

今日は天気も良く、遠出するには絶好の日和でした。
また近いうちに遠出したいです。

SEA IS A LADY - 角松敏生 [音楽]

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ボーカリスト、又は音楽プロデューサーとして名高い角松敏生が、
1987年に発売した、インストゥルメンタルのアルバム。
収録されている曲には、曲名と共に女性の名前が付けられている。
2曲目の「SEA LINE "RIE"」は日本たばこ(現在のJT)のコマーシャルに使われた。

高中正義やザ・スクェア、カシオペアなどのフュージョンが台頭していた次期で、
そんな中で発表された「SEA IS A LADY」は角松敏生の魅力を再認識させた作品だった。

好みから言えば、ボーカリストとしての角松敏生には、あまり魅力を感じなていなかったが、
このアルバムを聴いた時に、彼の作曲者としての才能には驚いた。
特に「THE BASS BATTLE "CHAKO"」から続く「MID SUMMER DRIVIN' "REIKO"」が最高。
まさに真夏の夜中に海岸線をドライブしながら聞きたい曲だ。

クローズド・ノート (Closed Note) - 雫井脩介 [本]

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ちょっと"天然"の香恵が引越し先の押入れで、
前に住んでいた人が忘れて行ったノートを見つける。
読んでみると、持ち主は小学校に勤める「伊吹先生」だと分かった。
ノートには学校生活を送る伊吹先生の教育に関する楽しみや悩み、
片思いの「隆」に対する想いや不安が綴られていた。
ノートを返すために小学校を訪れた香恵は、
修了式の日に伊吹先生が事故で亡くなっていた事を聞かされた。
ノートは修了式の前日で終わっていたのだ。

一方で、文具店でアルバイトする香恵は、万年筆を捜しに来たイラストレータの隆作と出会う。
以前に自分の部屋を見上げていた隆作を覚えていた香恵は、次第に心惹かれるようになる。
ある日、隆作にモデルを頼まれた香恵は、自分の部屋から外を見下ろす写真を撮った。

やがて初めての個展に招かれた香恵は、
伊吹先生のノートに書かれていた「隆」が隆作のことだと知る。
隆作が描きたかったのは、隆作を部屋の窓から見送る伊吹先生だと言うことにも気づいた。
そして、伊吹先生のノートの最期に書かれていた、
隆作に伝わることが無かった伊吹先生の思いを、香恵は隆作に伝える。

クローズド・ノートを読み始めて、物語の前半で「隆=隆作」と想像がついてしまうのだが、
その後の小気味良い流れが、退屈させることなく楽しませてくれる。
主人公の"天然"の効果もあって、心温まる作品に仕上がっていると思う。

FOR YOU - 山下達郎 [音楽]

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山下達郎。
言うまでもなく、日本を代表するミュージシャンである。
そんな彼の数多くの作品の中で、私がNo.1アルバムを決めるとしたら「FOR YOU」だ。

何と言っても1曲目の「SPARKLE」のギターのかっこいいこと。
そのギターが、メリハリの効いたドラムとベースと一緒になって、心地よいリズムを奏でている。
私が、ヘッドホンの、スピーカの、或いは自分の聴覚のコンディションを量る場合、
「SPARKLE」を聞く事が多い。

2曲目以降も名曲揃いなのだが、最後の「YOUR EYES」が、またイイ!
ボーカル、コーラスを含めたほとんどのパートを、
オーバーレコーディングによって彼自身がこなしているが、
この曲のコーラスは一段と素晴らしい。

このアルバム自体が、J POPを代表する1枚だと思う。

雷様 [日々]

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「お湿りが欲しい」なんて言った事もあった。
いやいや、とんでもないっす!
今日も豪雨と激しい稲妻に襲われました。
何発も至近距離で落雷があり、停電しなかったのが不思議なくらい。

そこでデジカメで撮った中の1枚です。
撮って見てびっくりしました。
こんなんが落ちてるんだもん。
雷鳴轟き、地響きが伝わり、こえぇぇー!

ヤモリ - 守宮 [日々]

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ここに住むようになってから、
暖かくなると毎日のように顔を出してくれました。
ところが今年は春先に一度見かけてから、姿を見ません。
カラスに食べられてしまったのか、心無い人に捕まってしまったか、
とても気がかりです。

ヤモリは家を守る『守宮』と言われていて、縁起の良い生き物です。
まぁ、爬虫類を見ても動じない性格なので、
黒くて大きな目を見ただけで、「かわいい!」と思ってしまいます。

ああ、我が家の守宮は何処へ...。

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